From:橋本公平 (大阪の自宅より)
2016年がはじまってすでに4日。
明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
ぼくは本日はまだお休みで明日5日から本格的な仕事始めですが、今日から仕事の方も多いのでは?実は、ぼくはふつうの会社の仕事はじめは何をするのか知りません。新年の集会と挨拶まわりがメインでしょうかね。
さて、正月は初詣に行きました。我が家は元旦に住吉大社へお参りに行くのが恒例です。大阪市内の住吉区にあります。住吉といえば住吉大社しか思い浮かびません。。。
実は5年前に結婚式を住吉さんで挙げました。母の実家もすぐ近くにあったので、思い出と思い入れのある神社です(子どものころは寺社仏閣なんて興味なかったけど)。
そんな身近な存在の住吉さん。過去に何度か「今年は別の神社にいってみようかぁ」と話題に出たのですが、浮気すると神様に「おい!けーへんのかい!」と怒られそうなので、毎年行ってる次第です。
さて、目標を立てました?
新年を迎えて今年の目標を立てた人は多いと思います。あなたはどんな目標を立てましたか?その目標は1年後に達成できそうですか?昨年の目標はどうでしたか?もしかするとこれまで達成した目標は、多くないのではないでしょうか?
ほとんどの人が目標を書いてもその紙をなくしてしまったり、行動までもおざなりにしてしまうのが現実です。いつの間にか当初の意気込みが日々の生活に埋もれてしまうわけです。そして目標を達成できすに1年が終わってしまい、次の年もおなじことを繰り返す。
かくいうぼくも、つい最近までそんな状態でした。
目標を立てるコツは、デイリーな行動をはっきりさせる
抱負・目標をたてるときは「目標に届くための具体的な行動に落としこめ」とよく言われます。「1年後に新規事業を立ち上げる」という目標があったとすると、それを達成するまでに必要なデイリーな行動まで具体的にし、実行していくというもの。たんに「新規事業の立ち上げ」より行動しやすいレベルです。
この効果はぼくも実感しています。1日1日がその目標に結びついているので、その日それが実行できたかどうかが目標に近づいている実感につながっています。
ただ、目標を立てるときによくある失敗パターンは「やることが多すぎる」こと。
考えているとあれもこれもやらなくちゃという思いが出て、逆にどれもできなかったという結果になりがちです。目標というのは達成できることを言うので、達成できないことはただの希望や妄想、夢です。
ちょっと頑張ったら達成できそうな目標を掲げるほうがヤル気にもつながりますよね。だから、あまり欲張らないのがポイントです。
目標を立てる前にするべきこと
そして、目標にもとづく行動を決める前に、もっと大切なことがあります。これをすることで、頭の中がすっきりするはずです。それは何かと言うと「ムダを省く」ことです。つまり、、、
「やらないことを先に決める」
ぼくらは油断すると成長と関係ない行動や仕事を重要視してしまい、本当に必要なことを後回しにしがちです。毎日の行動を観察し記録していると、自分が感じている以上にムダが多いのが分かります。それらをすべて挙げて、省けることは省いていく「やらない目標」を先に立てるのです。
やらないことを決めると、やること(目標)が自然に出てくるだけでなく、シンプルになります。
やらないことを決める基準は?
では、やらないことをどう決めればいいのでしょうか?
やらないことを決める基準は、、、
「いまの行動をしていても、1年後には何も変わってない気がする。むしろ悪くなってるかも」
と感じるかどうか。
例えば、社長であるあなたが、社員と同じように業務に忙殺されてるとします。社長の多くは営業力があり、自分がいないと仕事を取れないと感じているので、今年も新規開拓を行っていく腹づもりです。でも、この行動をつづけていても「1年後には何も変わってない気がする」と感じれば「日々の業務はやらない」と決めることができます。
そして、「日々の業務はやらない」と決めれば「自分が日々の業務をやらないようにするには?」という目標を立てるための質問が出ます。その質問への返答が「集客の仕組みをつくる」といった目標になるわけです。そしてその目標を先に書いたように具体的にしていきます。
いかがでしたか?
やることを決める前に、
やらないことを決める。
まだ目標を立てていない方は、ぜひ実践してみてください。